4室空きだったRCマンションが、12月の1ヶ月で満室になった話【初期費用に着目した施策】
- 2026.01.06
- 不動産投資 不動産投資で資産形成 国内不動産 未分類
今日は、一昨年購入した RCマンション2棟一括(合計27室) のうち、
ここ数ヶ月なかなか埋まらず苦戦していた物件で、
4室空き → 12月の1ヶ月で「一気に満室」になった
という出来事について書いてみたいと思います。
結果だけ見ると順調に見えるのですが、
そこに至るまでには試行錯誤があり、
正直なところ「かなりしんどかった期間」でもありました。
この記事では
- どのくらい空室が続いていたのか
- それまでに試した施策
- うまくいかなかった理由
- 12月に実施し、効果が出た施策
- 今後の同物件での方針
について整理していきます。
■ 2025年12月時点の空室状況
2025年12月1日時点で、空室は次の通りでした。
- 2025年4月退去 … 2室(→10ヶ月空室)
- 2025年9月退去 … 1室
- 2025年10月退去 … 1室
特に厳しかったのは
「4月に退去した2室が、10ヶ月間まったく決まらない」
という点でした。
もちろん、何もせずに放置していたわけではなく、
退去後からさまざまな施策を実施してきました。
しかし、それでも反響につながらず、
「購入判断を誤ったのではないか」
と感じるほど、精神的にも重い状況が続いていました。
■ 12月までに行っていた施策
10ヶ月の間に、次のような対策を行っていました。
- 家賃を相場水準まで引き下げ
- ジモティーで大家直募集
- 民泊活用の検討(採算が合わず見送り)
- AD2ヶ月(うち1ヶ月はフリーレントとして活用可能)
- 営業担当の希望により、水栓をサーモ式へ全交換
- 営業担当へ差し入れ(物件を継続的に意識してもらう目的)
- 仲介会社へ直接訪問し、案内依頼
ここまでやっても決まらなかったため、
「事前に聞いていた“決まる家賃帯”でも反応がない」
という現実を前に、かなり悩んでいました。
■ 状況が一変した「12月の施策」
そのような状況の中で、2025年12月に
ひとつの施策を追加で実施
したところ、状況が大きく動きました。
結論から書くと、
12月申込者限定で 仲介手数料+鍵交換費用を「大家負担」にする
という条件を設定したところ、
- 反響が大きく増え
- 営業担当からの提案数も増え
- 一気に満室になりました
■ もともとの発想は「営業担当へのキックバック」
この施策の出発点は、
「決めてくれた営業担当に家賃1ヶ月分のキックバックを出す」
というアイデアでした。
書籍等で知っていた方法ではありましたが、
自分の物件で実際に取り入れる、という発想には至っておらず、
不動産関係者との会話をきっかけに検討を始めました。
しかし、管理会社の規定として
- 営業担当者への直接的な金銭キックバックは禁止
であることがわかり、
この形では導入が難しくなりました。
代替案として、
「物品を贈る形ならOK」
という運用であれば対応可能だったため、
営業担当の方に「欲しいものを伺う」形に切り替えました。
■ 営業担当から聞けた“本音”
その際に返ってきた言葉が
「物をもらうより
“決めやすい条件”にしてほしい」
というものでした。
具体的には
- さらに家賃を下げる
- 仲介手数料を抑える
- 初期費用を軽くする
といった内容です。
ただ、家賃については既に下げており、
これ以上の値下げは長期的に痛い
という判断もありました。
そこで
初期費用側で調整する
という方向に舵を切り、
- 仲介手数料
- 鍵交換費用
を 大家負担に変更 することにしました。
さらに、
「12月申込限定」
という条件を付けることで、
“今決める理由” を作ることを意識しました。
(AD2ヶ月など、既存施策は継続)
■ 施策後に起こった変化
この条件を導入してから、明らかに
- 営業担当の提案数が増加
- 入居検討者の反応も良好
となりました。
営業担当にとっては
「決めやすい物件」
入居希望者にとっては
「他の物件より圧倒的に初期費用が安い」
というポジションになったことで、
- 入居開始が先でも前向きに調整
- 「12月限定」という期限が背中を押す
という形で動き出しました。
その結果、
4室空きの状態で 5件の入居希望
となり、
1月退去予定の部屋を回す形で対応する、
という嬉しい状況になりました。
■ 今回得た学びと、今後の方針
今回の経験を通じて
この物件は「初期費用の軽さ」が武器になる
ということがはっきりしました。
今後、同物件で退去が出た場合も
- AD2ヶ月
- 仲介手数料負担
- 鍵交換費用負担
という枠組みは、基本的に継続する方針です。
一方で、
家賃は中長期的に少しずつ上げたい
とも考えています。
理由としては
- 物価・金利の上昇により固定費が増加している
- 家賃上昇により残債利回りが改善する
- 将来売却時の利益を高められる
といった背景があります。
■ まとめ:人任せにせず、大家も動く
もう一方の12室物件についても、
同じく12月に最後の1室が決まり、
現在、所有物件はすべて満室になりました。
今回は
- 管理会社に任せきりにしない
- 自分も現場に関わる
- 決まらない理由を一緒に考える
という姿勢が、結果的に大きな突破口につながったと感じています。
■ 今後の見通しについて
2026年には
- 都内RCマンション新築が完成予定
- 決算内容の改善により銀行評価が上昇
- 再度、大型物件を取得できるフェーズへ
新築の完成と、追加取得が実現すれば、
当面の目標としていた 月CF200万円の達成が視野に入ります。
2026年中の達成を目標に、
引き続き、着実に取り組みを進めていきたいと思います。
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